買い物困窮者を救う「買いもん行こカー」 1日4便、無料で送迎へ

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コープこうべの無料買い物送迎車「買いもん行こカー」(コープこうべ提供)

買い物困窮者を支援しようと、兵庫県丹波市柏原町の「生活協同組合コープ柏原」が4月8日から無料の買い物送迎車の運行を始める。店舗から車で片道20分程度で、自宅と店を乗り合いタクシー方式で送迎する。曜日と時間を決め、利用は週に1度。同店では「選んで買える楽しみがある。必要な人はどうぞ使って」と、利用登録を呼びかけている。

同県のコープこうべが、「買いもん行こカー」の名称で、県内6店舗8台運行しており、柏原店が導入7店舗目。車は1台で7人乗り。利用者を自宅前で拾って店へ送り、買い物後自宅に届ける。買い物時間は1時間程度。午前2便、午後2便を想定。運行ルートが効率的になるよう、利用者を同一方面で固めるなどの調整を行う。

利用登録を募っており、対象は、いずれも自力で乗り降りができる組合員で、65歳以上の高齢者、障がい者手帳を持っている人、妊婦・小さな子を連れている人。同県丹波市内のほか、近隣の多可町加美区、西脇市黒田庄地区らもエリアにする予定。

コープ柏原は、現在2台の2トン移動販売車を運行しているが、更新時期を迎えている1台は更新せず、「買い物行こカー」に振り替える。移動販売車は1200万円する上、売れ残った商品を片付けるなどの手間がかかる。買い物客単価は、約800品目に絞らざるを得ない移動販売車は1人あたり1700円に対し、店頭の約1万5000アイテムから商品が選べる「行こカー」は4500円となっている。

コープこうべ店舗事業部では「組合員も高齢化が進んでおり、住み慣れた地域で暮らす、を買い物の面から支援したい」と話している。

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