米寿の記念に児童が千羽鶴 敬老の日にちなみ、地域の人も協力 「こんなに喜んでくれるなんて」


太治野さんに千羽鶴を手渡した児童たち=兵庫県丹波篠山市桑原で

 あす16日は敬老の日。兵庫県丹波篠山市本郷の西紀北小学校(本田毅校長、32人)の児童会代表4人はこのほど、同校区内に住む米寿を迎えるお年寄り4人を訪問し、千羽鶴を贈った。児童や地域の人たちが年間を通してこつこつと折ったもので、同校で長年続く伝統行事。受け取ったお年寄りは満面の笑顔で児童たちの訪問を歓迎していた。

 今年度の対象となるお年寄りは6人で、残る2人は後日、届ける。

 折り鶴にする色紙は学校が用意。鶴の大きさをそろえるため、同校の玄関先と6年生教室前に同じ大きさの色紙を常時、置き、学校に立ち寄った地域の人たちが持ち返り、児童数の少ない学校の活動を支えている。

 対象者の太治野美之さん(88)宅を置訪れた児童たちは、「『いつまでもお元気で』という気持ちを込めて折りました」などとメッセージを読み上げ、千羽鶴を手渡した。

 太治野さんは、「運動会の練習で大変でしょう」などと話しかけ、「丹精込めて作られたものをいただき、もったいないこと。色彩がとてもきれい。地域の人たちも温かい人ばかりで、心のつながりを感じています」と感激していた。

 児童会長の男子児童(6年)は、「これほど喜んでもらえると思っていなかったので、一生懸命に折ったかいがあった」と言い、「地域の人たちが折った鶴はとてもきれいに折れていて、一生懸命に折ってくれていることが伝わる」と感謝していた。