被災した写真をきれいに洗浄 生徒会有志が岡山県真備町で活動 「また笑顔になって」

2019.09.02
ニュース丹波篠山市地域

被災した写真の汚れをエタノールで丁寧に拭き取る生徒たち=岡山県倉敷市真備町で

兵庫県丹波篠山市立篠山中学校の1―3年生有志29人が8月29日、昨年7月の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町を訪れ、写真洗浄のボランティアを行った。ボランティア活動を通じて人権を考える同校生徒会の「人権ミライエ・プロジェクト」の一つで、生徒会や学級委員が中心となって希望者を募った。

生徒たちは真備保健福祉会館を訪れ、一度洗った写真に残った汚れをエタノールで拭く、仕上げの作業を行った。現地で活動するボランティアグループ「おかやま あらいぐま 写真洗浄会」のメンバーから指導を受け、300枚ほどの束を、参加した生徒で手分けした。約1時間ほどだったが、生徒たちは写真の中の被災者の気持ちに寄り添いながら丁寧に作業した。

生徒会長の中村哲也君(3年)は、「災害によって傷んだ写真の一枚一枚を見ていると、ぐっときた。洗浄を依頼した人がきれいになった写真を見て、また笑顔になってほしいという気持ちで作業した」と話していた。

市の補助事業「篠山中学校区体験型人権学習活動」を活用し、丹波篠山市社会福祉協議会の協力で真備町で活動することになった。

生徒会は今年度、同プロジェクトとして、7月にボランティア研修、8月8日には人権を学ぶ京都ツアーを実施。今回の真備町でのボランティアが第3弾。12月に丹波篠山市内で行われる「人権フェスタ」で、これらの活動の様子を撮影、編集した動画を公開する予定。

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