今年もびっ栗、1粒4577円 丹波栗の競りで史上最高の超高値 1・1キロ11万9000円


写真・丹波栗1・1キロを11万9000円の史上最高値で落札した「京丹波」の金光社長(左)と生産者の村上さん=2019年10月14日午前11時52分、兵庫県丹波市柏原町柏原で

 高級栗「丹波栗」の産地として知られる兵庫県丹波市で14日、「丹波栗広域品評会」で入賞した栗の競りがあり、最高賞の近畿農政局長賞の栗(約1・1キロ)が11万9000円の史上最高値で落札された。1粒(約40グラム)あたり4577円の超高値。通常の3Lサイズ1キロを優に上回る価格で、100グラム換算では1万1000円超え。兵庫を代表する高級食材の丹波マツタケや神戸牛の最高級品と肩を並べる値がついた。

写真・広域品評会で近畿農政局長賞に輝いた村上さんの「筑波」

 京都府と兵庫県にまたがる丹波地域の132点が集まった「丹波栗(丹波くり)広域品評会」の頂点に立った栗で、市内の生産者、村上鷹夫さん(78)が出品した「筑波」品種。

 1万円単位で値が上がる、桁外れの競り合いを、京都・錦市場の焼き栗販売会社「京丹波」が、「いいクリ」にちなみ「11万9000円」で制した。同社の金光啓次社長(39)は、「もっと良い栗がないか、ないかと探し続け、この競りにたどり着いた。大好きな栗の最高品を落札できてうれしい」と満面の笑み。店頭で展示した後、常連客に分けるか、家族で味わうかして楽しむそう。

写真・今月4日に行われた品評会の様子

 京都・兵庫の広域栗品評会は一昨年から開催されており、今年で3度目。3年連続で丹波市の生産者の栗が最高賞を獲得している。競りの最高値(1・1キロあたり)は、一昨年が10万2000円、昨年が5万5000円だった。