ラグビーW杯に思う

2019.10.06
未―コラム記者ノート

 日本で行われているラグビー・ワールドカップ。日本がロシア、アイルランドに勝利し、決勝トーナメント進出が見えてきた。記者ノートを書いているのは10月4日。5日の第3戦はどうなったのか。最後まで目が離せない。

 我々アラフィフにとってのラグビーは、山下真司主演のドラマ「スクール☆ウォーズ」。無名の弱小高校が熱血監督のもとで、わずか7年で全国優勝を果たすというストーリー。中学3年の秋から放送が始まり、そのかっこよさに感化され、高校に入学してすぐにラグビー部に入部。頭の中でドラマ主題歌「ヒーロー」が流れっぱなしだった。

 同ドラマのモデルになった京都・伏見工業高校はわたしが通っていた高校と同じ沿線にあったので、がたいの良い生徒が多数乗車してきた。少し怖い思いをしながらの通学だった。

 丹波地域ではなじみのないスポーツだが、2007年、篠山産業高校にラグビー同好会が発足した時に取材できたのはうれしかった。3年ほど前に部員がいなくなったそう。発足当初の部員に指導者として戻ってきてほしい、と期待してしまう。(坂井謙介)

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