いよいよ「ソバからソバ」 小集落で全住民に振る舞いへ 移住者の趣味がきっかけ

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振る舞いに向け手打ち年越しそばを用意する公民館役員たち=2019年12月30日午後4時2分、兵庫県丹波市青垣町菅原で

兵庫県丹波市の菅原公民館で30日、大晦日に地域住民に振る舞うためのそば打ちが開かれた。わずか25戸の小集落。「近所(そば)から蕎麦(そば)へ」と銘打って、地元住民と移住者が協力し、帰省客を含め全員に振る舞おうと年越しそば120食を準備した。

 令和の記念にと、同自治会公民館が企画。集落内で栽培し、石臼を回して手で挽いた地元産そば粉を40%混ぜ込んだ。
 地元の田舎暮らし体験古民家「かじかの郷」を利用したのがきっかけで、同県明石市から今年4月に家族で移住した池藤嘉信さん(57)が、新自治会員紹介の席で「そば打ちが趣味」と披露。新住民の特技を知った住民らが「みんなでそばを打とう」「農地もあるし、せっかくなら栽培にも取り組もう」と盛り上がった。
 今回は公民館主事の釜口敬文さん(43)らが池藤さんから事前に打ち方を教わり、”師弟”でそばを打った。また、近所の女性がのぼりをこしらえるなど、イベントを盛り上げようと住民も協力。いよいよ、31日正午から、「菅原そば」と銘打ち、同公民館でそば店を”営業”する。
  釜口さんは、「素人が少し教わったくらいで打てるものでなく、ほとんど師匠にお世話になった」と苦笑い。「おかげで、店で食べるのと変わりないおいしいそばができた。幼児から高齢者まで参加してもらい、改元の年の良い思い出がつくれれば」と話している。
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