ネズミに”チュ~目” 今年は「子年」 身近にさまざまな種類

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ドブガイを食べるヌートリア

2020年の干支は「子」―。ネズミはミッキーマウスに代表されるように、見た目にはかわいらしく、親しみのある動物ではあるが、ひとたび家の中で見かけたなら、ドラえもんでなくても決して歓迎されない存在。そんなネズミの世界のほんの一部分を写真とともに紹介する。

平凡社発行の「日本動物大百科」によると、建物に侵入し、人の食べ物やごみを漁って生活するネズミを「家ネズミ」と呼び、衛生的な問題などがあって駆除の対象になっている。家ネズミは、日本には▽ドブネズミ▽クマネズミ▽ハツカネズミ―の3種類がいる。

家ネズミは、▽えさを蓄える「貯食性」▽体脂肪をため込む「貯脂肪性」▽冬眠―などの習性を持たないため、特に野外の食べ物が乏しくなる冬季は、人の食べ物に頼るほかないため、人の生活空間に入り込んでくる。

一方、国内の森林に生息する代表的な野ネズミとして、アカネズミやヒメネズミがおり、農耕地では、ハタネズミやカヤネズミなどが知られる。

また、水辺に生息するヌートリアも南米原産のネズミの仲間。生態系に及ぼす影響が強いとして、特定外来生物に指定されている。

 

ツートンカラーのアカネズミ

アカネズミ

アカネズミ 森の中を縦横無尽に駆け回る。背中側が赤茶色、腹側が白色のツートンカラー。頭胴長8―14センチ、尾長7―13センチ。種子や昆虫を好んで食べる。年に1―2回出産し、1回に平均4匹産む。約1カ月で巣立ちをし、その後、2―3カ月で繁殖できるまでに成長する。

 

米を食べるハツカネズミ

ハツカネズミ

ハツカネズミ 米の収納容器の中に忍び込み、米を食べる。植物の種子を好む。頭胴長5・5―9センチ、尾長4―8センチの小型のネズミ。寿命は平均100日ほど。人家周辺にすみ着いた個体は年中繁殖し、1度に4―7匹産む。実験動物のマウスは本種を育て増やしたもの。

 

 

ネズミの仲間、ヌートリア

ヌートリア

ヌートリア マコモやホテイアオイなどの水草のほか、タニシやドブガイなどの貝も食べる。頭胴長約60センチ、尾長約40センチ。丹波自然友の会が編さんした「丹波の自然」によると、昭和10年ごろ、大江山近くの雲原地区で毛皮採取を目的に養殖していたのが戦後逃げ出し、まず由良川下流にすみ着いた。昭和40年ごろから竹田川下流の竹田地区で姿が見られるようになり、昭和48年には同川上流の春日町中山で、春日ナスを食い荒らして捕獲された、という記述がある。ネズミよりもヤマアラシに近い仲間。

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