イノシシ?いえ、タケノコです 「背中のカーブ、鼻もそっくり」

2020.04.24
ニュース丹波市地域

山口さんが掘った「イノシシ」そっくりのタケノコ=2020年4月21日午前8時26分、兵庫県丹波市青垣町大名草で

兵庫県丹波市青垣町の山口千秋さん(44)が、イノシシのような形をした珍しいタケノコを収穫した。タケノコはイノシシの大好物。周囲のタケノコは相当な数がイノシシに食べられていた。まさか、姿が似ているから食べられなかった?

市内の実家近くの竹やぶで家族とタケノコを掘っていて、軽く土が盛り上がっているのに気付いた。土を取り除くと大きく曲がったタケノコで、「タマネギのように見えた」。

珍しい形に興味を覚え、大切に掘り進めると、タマネギから一転、背中を丸めた”イノシシ”が現れた。木のくずで目をつけると、茶色の皮と相まって本物のイノシシそっくりに。「背中のカーブとつんとした鼻の感じが本物みたい」

手のひらに乗る置物サイズ。「いつまでも置いておけないし、どうしようかな。もうボタン鍋の季節でもないし」とほほ笑んだ。

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