「スイカ祭」にぎわう 特産地で恒例イベント 重量当てクイズも

2020.08.06
地域

品評会でスイカをチェックする審査員ら=2020年8月1日午前9時58分、兵庫県丹波篠山市大山上で

兵庫県丹波篠山市大山地区の夏の恒例イベント「ふれあい市場スイカ祭」(大山振興会主催)がこのほど、同市大山上の神田神社境内で行われた。大山特産のスイカを求めて多くの人が訪れ、販売用の約150個は完売した。

品評会も行われ、大山地区から5人が1人2個を出品。切ってスイカの糖度を調べたほか、皮の薄さや形などを審査し、斎藤繁雄さん(85)=北野=のスイカが1位に選ばれた。

重量当てクイズにも多くの人が参加して楽しんだほか、スイカの試食会や伝統食のとふめしなどの販売もあった。

また、同振興会と一緒に学校のそばでスイカを栽培してきた大山小学校5、6年生による体験発表も行われた。

家族で訪れていた男児(6)は、「スイカが大好き」と笑顔。母(36)は「知り合いから聞いて毎年このイベントに来るようになりました。大山のスイカはあまり市場には出ないですが、甘みがあっておいしい。他のスイカとは違うと思います」と話していた。

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