「確かな気持ち」届けたい 中学生徒会が九州へ義援金 まちを戻すため「役立てて」

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九州豪雨の被災者のため、3万円を超える義援金を集めた生徒会の3人=2020年8月6日午後4時26分、兵庫県丹波篠山市宮田で

7月の豪雨で被災した九州地方を支援しようと兵庫県丹波篠山市の西紀中学校の生徒会が校内で募金活動を行い、計3万1835円を集めた。義援金は今夏、日本赤十字社を通じて九州へ届けられる予定。生徒会長の和田あかりさん(3年)は「復興を願う自分たちの『確かな気持ち』を形として九州に届けたい」と話している。

義援金を集めたのは和田さんと、副会長の高見空楽君(同)、門脇早友充さん(同)の3人。

新型コロナウイルスの影響で休校期間が延び、生徒会活動が思うようにできない中、豪雨の様子をニュースで見た3人が「何か自分たちにできることはないか」と考え、被災地に義援金を寄付することを思い立った。

募金活動は7月中旬から始めた。毎週火、木曜の朝に各クラスの教室を、木曜は職員室も回り、募金用の缶を両手に持ち義援金を募った。「始めのころはあまり集まらなかった」(和田さん)が、全校朝会で呼び掛けたことで善意が徐々に集まるように。中には自宅から家族の思いも込められた1万円札を持ってきた生徒もいたという。

高見君と門脇さんは「少しかもしれないけれど、西紀の人たちの温かさが込められているお金。まちの姿を元に戻すために役立ててほしい」と願っていた。

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