学校の交通安全守ります! 児童「ポリス」が校内パトロール 廊下の右側通行呼びかけ

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そろって敬礼する「多紀ポリス」の児童たち=2020年8月28日午前11時21分、兵庫県丹波篠山市草ノ上で

校内の交通安全、守ります―。兵庫県丹波篠山市の多紀小学校児童会の5人が警察官に扮し、校内の廊下の右側通行を呼びかけている。「学校の安全のために何かしよう」と児童たちが自らアイデアを出した。休み時間になると、小さな警察官「多紀ポリス」たちが元気よく「右側を歩いてください」と注意を促し、安全な学校生活に一役買っている。

児童会で「強化週間」を決め、その週は2時間目と3時間目の間の中間休み(20分)に毎日「パトロール」を行う。

「ポリス」になった児童たちはパトロールの時間になると、段ボールに絵の具でイラストを描いた「パトカー」に乗り込み、広がって歩いている「違反者」がいないか見回る。頭には、プラコップに折り紙を張り付けた「パトランプ」を付け、トランシーバーも装着する。

校内で「交通違反」がないかパトロールする児童会の児童たち

同校は毎週金曜日の昼休みに、3年生以上の学級代表が集まり、「トイレのスリッパが散らかっている」「電気のつけっぱなしが多い」など学校生活の課題について話し合い、解決策を考える場を設けている。

その中で、「右側通行を徹底し、廊下を走る人も減らしたい」という意見が出た。そこで6年生(13人)は、廊下の中央に進行方向の矢印や、道路車線に見立てたテープを貼り、右側を歩く児童を増やそうと考えた。

「今までにない楽しさを」というスローガンを掲げ、活動している児童会。メンバーたちは、さらに楽しく、徹底を促そうと警察官に扮して呼びかけることを思いついた。

パトロールを始めた7月以降、注意喚起の効果が見られ始め、6年担任の谷口裕紀教諭によると「今では右側を歩かなかったり、廊下を走ったりする児童はほとんどいなくなった」という。

小西和佳奈副会長(5年)は「注意してくれる人も増えて、みんなが安全に歩いてくれるようになった」とほほ笑んでいた。

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