「朱色の帯」今年も 長年、ヒガンバナ移植 「元気をもらっています」

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仲井さんがこつこつと植えてきたヒガンバナ。今年もにぎやかに咲き誇っている=2020年9月30日午後1時8分、兵庫県丹波市春日町多利で

兵庫県丹波市春日町の仲井啓郎さん(86)が所有する田んぼのあぜ道に長い歳月をかけてこつこつと植えてきたヒガンバナが、今年も美しく咲き誇っている。約50メートルにわたって植えられ、鮮やかな朱色の帯が東西にわたって延びる様に目を奪われる。

 

元高校の生物教諭で自然への造詣が深い仲井さん。「ヒガンバナを忌み嫌う人が多いが、私は美しいと感じますね」

 

定年後の65歳ごろから、近所の竹田川の河川敷に無数に自生しているヒガンバナの花期が終わるのを待って球根を掘り採り、あぜ道の脇に毎年少しずつ移植してきた。雑草に埋もれてしまわないようにと、年3―4回の草刈りを欠かさない。

仲井さんは、「せっせと球根を植えていたころは、近所から『何をあほなことしよるねん』と思われていたかもしれないが」と笑い、「でもこうして毎年きれいに咲いてくれて、今年も見事。ヒガンバナから元気をもらっていますよ」とほほ笑んでいる。

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