「1年目から15勝したい」 ロッテ2位の明石商・中森君 夢舞台への思い語る

2020.11.13
ニュース丹波篠山市地域地域

明石商業高校のチームメイトと共に、千葉ロッテからの2位指名を喜ぶ中森君=2020年10月26日午後7時21分、兵庫県明石市で

プロ野球ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから2位指名を受けた、兵庫県丹波篠山市出身で明石商業高校3年の中森俊介君。幼いころからあこがれ続けた夢舞台での目標を語った。

―指名を受けた気持ちは
本当に指名してもらえるのか不安だったけれど、こうして指名していただいて、とてもうれしいし、少しほっとしている。

―どんな心境で指名を待っていたか
1巡目が終わって、2巡目の指名が始まり、「まだ呼ばれないな、このまま呼ばれないんじゃないか」と本当に不安だった。

―これからプロの世界に入っていく
今まで応援してくれた方や支えてくださった方々の期待に応えられるように頑張りたいし、自分自身もチームの戦力になれるよう、役割を全うしたい。

―千葉ロッテマリーンズの印象は
ファンの方々が温かく、選手と一緒になってプレーしているイメージ。

―対戦したいバッターは
福岡ソフトバンクホークスの柳田(悠岐)選手。球界を代表する選手の一人。自分のピッチングがどれだけ通用するのか確かめたいし、挑戦したい。

―指名を受け、プロに入った気持ちを一番誰に伝えたいか
この18年間、プロ野球選手になりたいという夢を一番近くで応援し続けてくれた両親。「今までありがとうございました」という感謝と、「これからもよろしくお願いします」ということを伝えたい。

―明石商業で学んだことをプロの世界でどう生かしていくか
監督が、最悪の状況で最善を尽くすことと、人の痛みが分かる人になりなさいということを3年間おっしゃっていた。プロの世界では技術はもちろん、人間的にも大きく成長したいと思っている。明石商業で培ったことをこれからも意識してプレーしていきたい。

―プロの世界での目標や、かなえたいことは
1年目から15勝したい。いずれは沢村賞を取りたい。ただ自分はまだ真っすぐに自信がない。変化球を生かすも殺すも真っすぐ次第だと思うので、真っすぐを極め、どの球種でもカウントが取れて、空振りが取れる投手になりたい。

―今年は春のセンバツが中止になり、夏の甲子園も従来通りの形ではなかった。その点で不安はなかったか
全国でいい選手たちが結果を残している中、自分はなかなか納得のいくピッチングができていなかったので不安な面はあった。

―プロ志望届を提出するにあたり、悩んだことはあったか
自粛明けの練習試合で、他のピッチャーは抑えている中、自分だけ失点してしまう試合があったり、夏の交流試合を含め、納得のいかないピッチングが多かったりしたので悩んだ。

―プロの世界で一番楽しみなことは
自分の実力向上はもちろん、レベルの高い選手と対戦できるのが楽しみ。

―話を聞いてみたい選手は
石川(歩)選手にピッチングのこつや変化球の投げ方を、佐々木(朗希)選手には160キロの投げ方を教えてもらいたい。

―生まれ育ったふるさとへの思いと、地元の方へのメッセージ
自然がいっぱいで空気がおいしいし、暮らしやすくて、自分もそこで人間的にも成長できた。地域の方々も温かいし、その応援があって自分もいつも以上の力を発揮してプレーすることができたので感謝している。

中森俊介(なかもり・しゅんすけ) 右投げ、左打ち。182センチ、88キロ。兵庫県丹波篠山市の福住小学校時代に地元の「多紀野球少年団」に入団。同市の篠山東中学校では軟式野球部に所属し、3年夏からは硬式野球チーム「三田ボーイズ」でもプレー。明石商業では、1年夏からベンチ入りを果たし、4度甲子園に出場。2年時は春夏共にエースとしてチームを4強に導いた。ストレートの最速は151キロ。球種はスライダー、カーブ、スプリット、チェンジアップ、カットボールなど。

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