「丹波の赤鬼」大河登場なるか 光秀と激戦の赤井直正 次回から「丹波攻め」放送

2020.12.26
ニュース丹波市地域地域歴史

直正の居城だった黒井城跡からの眺めを楽しむ登山者。「直正は大河に出るかなあ」=2020年12月22日午前7時28分、兵庫県丹波市で

いよいよ丹波攻め―。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の次回27日以降の放送で、主人公・明智光秀による丹波国平定戦「丹波攻め」が描かれる。次回予告映像では、織田信長から丹波攻略を命じられるシーンが盛り込まれている。黒井城主「丹波の赤鬼」こと荻野(赤井)直正は登場するか―。地元住民は期待に胸を躍らせている。

天正年間、織田信長の命を受けた明智光秀が、丹波攻めを繰り広げた。同3年、丹波国に覇を唱えていた直正との戦いでは、直正が光秀軍を挟み撃ちにする戦法「赤井の呼び込み戦法」を展開し、光秀は敗走。この作戦は、同県丹波篠山市の八上城主・波多野秀治が赤井方に寝返ったことに起因するともいわれ、直正と秀治との間にかねてからの密約があった可能性もあるという。光秀は同6年、再び黒井城を攻め、直正を病で失っていた赤井方は敗れ、黒井城は落城した。

同番組のホームページによると、次回38回のタイトルは「丹波攻略命令」。あらすじでは、黒井城落城後に戦後処理に当たる斎藤利三の名もある。丹波攻めは一話だけで終わるのか、数話続くのかは今のところ分からない。

同市春日町の観光ボランティアガイドグループ「お福ちゃんガイドの会」の瀬尾せつ子代表(72)は、「直正の登場はすごく期待しています」と笑顔。「出てほしいけど、八上城の波多野秀治が出るかなあ。両方出てほしい」と話す。

黒井城跡登山を日課にしている竹村重雄さん(77)は、「いよいよという気持ち。城跡がある山頂からの眺めが映るといいな。あちこちに出城が築かれていたので、すごい情景になるのでは」と期待している。

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