木々も”コート”着て 毛に覆われた銀白色の冬芽 静かに春の訪れ待つ

2021.01.10
地域

ふわふわの冬芽がついたハクモクレン=2021年1月10日午前11時0分、兵庫県丹波篠山市西古佐で

10日、マイナス8・6度と今季最低気温を記録した兵庫県丹波篠山市。同市内の丹波並木道中央公園では木々が落葉し、一見寒々しい光景が広がっているものの、園内に約50本あるモクレン科の木々をよく観察すると、あちらこちらに”毛皮のコート”をまとったような冬芽が見られる。

春に芽吹く花や葉を冬の冷たい風や霜から守るため、冬芽が毛に覆われている。園内にはコブシ、ハクモクレン、タムシバなどの冬芽が銀白色に輝き、寒風に耐えながら静かに春の訪れを待っている。

関連記事