イコカ使えるで! 近畿の23駅で利用開始 「阪神間がより近くに」

2021.03.20
地域

テープカットをして、北近畿一帯におけるICOCAエリア拡大を祝う式典出席者=2021年3月13日午後1時12分、兵庫県丹波市柏原町柏原で

JR西日本はこのほど、京都府と兵庫県を通る福知山線全駅(30駅)を含む北近畿エリア一帯でICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」対応改札の利用を開始したことを記念し、同県丹波市の柏原駅で式典を開いた。鉄道関係者や丹波市の各種団体の代表計7人が出席し、テープカットやイコカ渡り初めなどを行い、鉄道利用増進に向けた門出を祝った。

式典では、同社執行役員福知山支社長の漆原健さんが、同市が全世帯にイコカを配布したことに対し感謝を述べた後、「対応改札機にタッチするだけで、駅員や券売機に接触することはないため、アフターコロナにおける新しい様式にもマッチしたサービス。地域に根差した事業運営を通じて、人々が出会い、笑顔が生まれる安全で豊かな社会の未来を実現していきたい」とあいさつした。

来賓を代表し林時彦市長は、「イコカのエリアに含まれたことによって丹波市がより阪神間に近くなったと感じられる。人口流出の抑制や観光客を含む交流人口の増加、移住定住推進の面においても『公共交通の便利なまち』として意識的な効果が期待できる。まちづくりとっても大きな資源をいただいた」と喜んだ。

同日、福知山線を含む北近畿一帯の23駅で新たにイコカ対応改札の利用がスタート。2003年のサービス開始以来、累積カード発行枚数は2400万枚を超えた。丹波地域内の駅(全9駅)では、これまで篠山口駅のみで導入されていた。

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