古墳を抱いて 花散らすヤマザクラ 暗く沈む姿が神秘的

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古墳を抱え込むようにして立つヤマザクラ=2021年4月5日午後2時33分、兵庫県丹波市春日町長王で

兵庫県丹波市春日町長王にある稲荷古墳のヤマザクラが見頃を折り返し、風が吹くたびにはらはらと花びらを散らせている。

ヤマザクラは、古墳の石室(幅7・8メートル、高さ2・3メートル)の天井石を抱え込むように根を張っている。地表から約2メートル付近で幹が二股に分かれており、樹高は27メートルに達する。1976年に市指定文化財に登録されている。

見上げると、樹上部は陽の光に照らされた淡いピンクの花びらがきらきらと輝きにぎやかだが、地表に近付くにつれ、樹皮や地表が緑色に苔むし、暗く沈む姿が神秘的だ。

1500年ほど前につくられた古墳の傍らに、小さな稲荷のほこらがひっそりとまつられている。

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