山腹に彩り添える 咲き乱れるソメイヨシノ おすすめは「遠くから見る」

2021.04.01
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常勝寺の境内全体に咲き乱れるソメイヨシノ=2021年3月31日午後2時19分、兵庫県丹波市山南町谷川で

兵庫県丹波市山南町谷川の常勝寺の桜が見頃を迎えている。朱塗りの仁王門を覆うように幅約300メートル、奥行き約200メートルにわたって植えられたソメイヨシノが一斉に咲き乱れ、芽吹きを待つ、まだモノトーンの山腹に華やかな彩りを添えている。

山腹を淡いピンク色に染めるソメイヨシノは、50年以上前に地域住民の協力で参道脇に植栽したもの。同寺によると、日本の元号が慶応から明治に改元された1868年から100周年になるのを記念し、1968年(昭和43)10月に政府が執り行った「明治百年記念式典」にちなんで、県が大量のソメイヨシノの苗木を配布したという。

同寺の前住職、宮崎実順さん(85)は「すっかり木が大きくなってしまったので、近くから見るより、遠くから眺めてもらった方がきれいかも」とほほ笑んでいる。

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