丹波市子ども・若者サポートセンター長  後藤光さん(綾部市)

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次のステップへ後押し

生きづらさを抱える人を対象に、社会復帰や社会活動に向けた支援に取り組む。丹波市から受託するNPO法人「ニュートラル」の職員で、昨年5月から丹波市子ども・若者サポートセンター(氷上町香良)に勤務し、11月からセンター長を務めている。
同センターは、社会生活を営む上での悩みを抱える概ね16―39歳を対象とする総合相談窓口。居場所としてセンターを活用してもらったり、仕事体験や各種セミナーを通じて、好きなことや得意なことを見つけたりしながら、本人の希望を尊重した“次のステップ”に進むきっかけにしてもらう。
綾部市在住。実家が認可外保育園を運営していたことから、保育士として17年間、園児の成長を見守り続けた。並行して、生きづらさを抱える人の就労を支援する同市のNPO法人にも関わった。
他分野の団体との連携にも力を入れる。それぞれが抱える課題は違っても、連携すれば補い合えると考えており、「例えばセンターに通う若者が高齢者支援を手伝うことで、新しい活動が生まれるかもしれない。互いに高め合う“つながりなおし”に重点を置きたい」と語る。
それぞれが主役との思いから、「利用者」ではなく、「キャスト」と呼ぶ。近隣の就労移行支援事業所「志進館」が実践する取り組みに感銘を受けたもので、「キャストは、みんな人財。気持ちが上がったり、下がったりしながらでも前に進んでほしい」と話す。
キャストからの「今日、センターに行ってもいいですか」という電話が喜び。「月1回が週1回になり、外に出る回数が増えるとうれしい。継続すると積み上がっていくものは必ずある」。46歳。

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