丹波篠山市法務専門員 川嶋将太さん(京都府京丹波町)

この記事は約2分で読めます。

法の力で市民に寄り添う

2018年から丹波篠山市の法務専門員に。市民法律相談や、市の業務への助言、訴訟の代理人、条例制定など多岐にわたる業務をこなす。
法務マネジメントの強化と市民サービス向上に取り組む専門員。就任後、月2回だった市民法律相談を月4回に増やしたほか、面談会場に行けない人のためにと、月に1度、夜間の電話相談や随時の出張相談も始めた。また、学校のスクールロイヤーや自治会からの相談にも応じるなど、市民に最も身近な弁護士として駆け回る。
京都府立須知高校を卒業後、立命館大学法学部、同大学法科大学院をへて弁護士に。「政治などは多数決で勝敗が決まるけれど、法律は誰にも平等で、少数の人や弱者も守られる。そんな法の世界に興味があった」
大学では、香川県の小さな島・豊島に入り、1975年から16年間続いた産業廃棄物の違法投棄問題について、住民らから話を聞いた。弁護士の協力を得ながら行政や企業を相手に、法的手段で解決に導いたことに感銘を受け、「お金や権力を超越した法律の良さを実感した」と話す。
勤務した法テラスなどでは殺人事件や国相手の賠償訴訟、高齢者や障がい者の権利擁護など、多様な案件に関わった。
法務専門員に応募したのは、地元から近かったことや、行政に入った方がより市民のためになると感じたから。「行政側の代理人としての活動が大半かと思っていたけれど、市民に寄り添うという市長の意向が強く、自分がやりたい活動と合致していた。また、証拠集めや作成など職員さんたちにも支えてもらい、感謝しています」と笑顔を浮かべる。36歳。

タイトルとURLをコピーしました