三の丸に巨大あんどん デカンショムード高め”映え”演出 「祭を途絶えさせたくない」

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デカンショ祭の写真を使った巨大あんどんと、作製した実行委員会踊り催事部会員ら=2021年8月8日午後1時34分、兵庫県丹波篠山市北新町で

新型コロナ禍のため、通常開催を断念した丹波篠山夏の風物詩「丹波篠山デカンショ祭」の実行委員会が15日まで、篠山城跡一帯を装飾し、お祭りムードを高める「デカンショストリート」を展開している。同委員会踊り催事部会は、「祭りの雰囲気だけでも楽しんでもらい、来年に向けての盛り上げにつながれば」と期待している。15日にはオンラインによる配信イベントが開かれる。

例年なら木製の大やぐらが設置される城跡三の丸広場に、過去の祭の様子などを撮影した写真63枚をはめ込んだ木枠(高さ1・8メートル、幅90センチ)21基で組んだ巨大あんどんを設置。夜間に明かりをともすと、写真が浮かび上がっているように見え、デカンショの楽しい記憶がよみがえるように工夫した。

城の石垣にはデカンショ祭のビッグフラッグを掲げたほか、北堀には水上あんどんを浮かべたり、桜の木々などには提灯を下げたりしており、部会員らは、「SNS映えにはもってこいです」と太鼓判を押す。

15日の配信イベント「市民でつなぐデカンショの道」では、市内各地から市民がデカンショを踊り歩いてつなぐ「道」のゴール地点となる。

部会長の西村好太さん(36)は、「今年も通常開催はなくなったけれど、『デカンショを途絶えさせたくない』という声がたくさん上がった。デカンショストリートを見て、『来年に向けて頑張ろう』と思ってもらえたらうれしい。期間も長くとってあるので、密を避けながらぜひ見に来て」と来場を呼び掛けている。

また、小学生が作ったあんどんは城下町各地に展示されている。コンクールでは、最優秀賞に吉良研吾君(古市6年)、審査員特別賞に畑中あすかさん(八上6年)、亀山修吾君(城北畑5年)、教育長賞に山吹弥市君(城東1年)の作品が選ばれた。優秀作品はデカンショストリートと同じ15日まで、篠山郵便局前に展示されている。

あんどんなどの点灯は日没―午後9時。

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