「丹波いちじまふぁーむ」スタッフ 村上奈津希さん(丹波市市島町上垣)

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フードロスなくしたい

有機農業がさかんな丹波市市島町の農産物直売所「いちじま丹波太郎」で、毎週金曜日の夕方に手作りカレーを20食販売している。廃棄になる前の野菜を農家から分けてもらい、無添加・無化学調味料を使ったスパイスカレーに調理して提供。「世の中のフードロスをなくしたい」という目標があり、その活動の第一歩だ。
この春、関西学院大学商学部を卒業したばかり。小さい頃から食に興味があり、大手食品会社に内定を得ていたが、コロナ禍で考える時間ができたこともあり、「このままでいいのかな」と疑問が湧いたという。
「フードロスの問題解決に早く取り組みたい」と考えていたところ、知人から「丹波いちじまふぁーむ」を紹介され、思い切って飛び込んだ。農作物の栽培、加工、食事、販売、体験などを多角的に手掛ける農場で、経営者の家族と共に4月から働いている。「“畑を知る料理研究家”になって、いつか自分で食に関するビジネスをやりたい」と夢を語る。
中学時代にフェンシングを始め、大学では体育会フェンシング部で女子キャプテンを務めた。日本代表メンバーにも選ばれ、W杯アジア大会では銅メダルを獲得した。休学して海外で“武者修行”をするなど熱中。「東京五輪では、一緒に練習したこともある先輩・後輩たちが活躍し、励まされました。フェンシングという団体スポーツを通じて、誰かのためにがんばる面白さを知ることができた」
留学や遠征で訪れた国は約20カ国にのぼる。持ち前のバイタリティーで、フードロスの取り組みをいつか世界に大きく広げたいと考えている。香川県高松市出身。25歳。

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