「きせる」にゾクッ? 「ナンバンギセル」観察 不思議な形をまじまじと

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丹波自然友の会が観察したナンバンギセル=2021年9月18日午前9時6分、兵庫県丹波市柏原町大新屋で

面白い形やなあ―。兵庫県丹波市の自然愛好家がこのほど、同市内では珍しいとされる植物「ナンバンギセル」の観察会を開いた。ススキの根元に生えるピンク色をした、きせるのような形に目を丸くし、まじまじと眺めていた。

丹波自然友の会の観察会。ナンバンギセルはハマウツボ科の一年草で、イネやススキ、サトウキビなどイネ科の植物の根に寄生する。

花期のピークが過ぎていたこともあり、勢いのある株はまばらだったが、1週間前の下見の時には、40株ほどがすっくと林立していたという。

自然界に造詣が深い会員でも、自然の中で生えているナンバンギセルを見るのは初めてという人が多く、「こんなところに生えとったんや。この自生地は大事にしないとあかんなあ」などと口にし、その特異な形をカメラに収めていた。

案内役を務めた男性は、「長らく自然の状態で生えているナンバンギセルを見ていなかった。見つけた瞬間、ゾクッとしましたよ」と笑顔だった。

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