「木の駅」運営を支援 阪口明美さん(丹波市市島町北岡本)

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山で自分らしさに出合う

間伐材をまきにして販売するなど森林資源を循環させる「丹波市木の駅プロジェクト」の運営支援に奔走する地域おこし協力隊員。木の伐採からまきを売るまでの一連の流れ全てに関わる。まきストーブ利用者に“燃料”を配達する、忙しいシーズンが始まった。
大阪府豊中市の出身。服飾小物などを販売する店や旅行会社に勤めていたが、次第に日々の生活に息苦しさを感じるようになっていた。そんな時に友人に誘われて山歩きをしたのが原点となった。
山に癒やされた経験を得て、日本森林ボランティア協会が開く講座「森林大学」に通った。そこで丹波市の人と知り合い、協力隊の募集ともタイミングが合い、とんとん拍子で移住。2019年1月から協力隊員としての活動を始めた。
同プロジェクトなどが縁で知り合った女性ばかり4人で、春日町で登山道の整備にも取り組んだ。「人とのつながりの中で、いろんなことが実現できる。丹波に来てから、そんなことを実感できる機会が本当に多い」と、充実感をにじませる。
気になっているのが、山に関わる人の高齢化や担い手不足。次世代につなげるためにも子どもたちに山の大切さや魅力を伝える活動に重きを置く。幸い小・中学校などで話す機会も増えてきた。「丹波では当たり前の、小さな頃から山や川で遊べることは、すごくぜいたくで、うらやましい。山への興味と愛郷心を持ってもらえたら」と願う。
今年末で協力隊の任期が切れるが、引き続き丹波市で同様の活動を続ける。「言葉にできないやりがいがある。ようやく自分らしさや、自分に合った暮らしに出合った」。47歳。

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