トンネルで熟成 半年寝かせた日本酒販売 地元の3蔵元

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販売する日本酒をPRする蔵元=2021年10月1日午後2時47分、兵庫県丹波市春日町上三井庄で

年間を通じて温度がほぼ15度で一定しているという、兵庫県丹波市春日町上三井庄の三宝ダムの管理トンネルで貯蔵・熟成した日本酒の販売会が明日9日、道の駅丹波おばあちゃんの里(同町七日市)で開かれる。今年3月、同市市島町の西山酒造場、山名酒造、鴨庄酒造の3蔵元が、商業振興などが目的の丹波県民局の事業で同トンネルに”蔵入れ”。約半年間、寝かせた計5商品1490本を「丹波 三宝ダム貯蔵酒」として販売する。

西山酒造場は、県が酒造好適米として開発した「Hyogo Sake 85」の純米大吟醸酒「壺中夢源」を90本、山名酒造は同じ酒米の純米吟醸酒「カルヴァドス樽熟成」「ポートワイン樽熟成」「コニャック樽熟成」の計1200本を販売。鴨庄酒造は鴨庄産コシヒカリを使った「花鳥末廣 純米酒」を200本扱う。

「日本酒の日」に当たる1日、3蔵元や関係者が同トンネル前に集い、”蔵出し”した商品をお披露目。西山酒造場の西山周三社長(48)は、「フレッシュな日本酒とは違う味わいになった」と言い、山名酒造の山名洋一朗社長(31)は、「地域の酒蔵が地域の施設を使って共同で取り組むことは、これまでにないこと。それぞれの酒を楽しんでほしい」と笑顔。鴨庄酒造の荻野弘之専務(53)は「酒造りでは、貯蔵の工程は重要。フレッシュさを残しつつ、まろやかな味に仕上がった」と話している。

販売会は午前9時―午後3時。各酒造場でも9日から販売する。

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