自家繁殖のメダカ販売 趣味高じ自宅を店に 30種1万匹飼育「色んな色面白い」

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ひれの形で雌雄を見分ける大橋和彦さん=2021年9月29日午後4時40分、兵庫県丹波市青垣町西芦田で

趣味で30種類ほどのメダカを飼育している大橋和彦さん(66)=兵庫県丹波市青垣町西芦田=が、自家繁殖させたメダカの販売を始めた。100ほどの飼育ケースにざっと1万匹が泳いでいる。「ふ化させて育てていると、いろんな色のが出てくるのが面白い。好きな人に飼ってもらえれば」と話している。

「めだか家・和(なごみ)」の屋号を掲げ、8月から販売を始めた。オレンジ色っぽい「ヨウキヒ」(3ペア1000円)、真っ黒な「オロチ」(3ペア2000円)、爽やかな青色の「ミユキ」(同)など、市価の半額ほど。「100%確実とは言えないけれど、1匹ずつひれを見て、雄雌を鑑別している」と言い、繁殖させる楽しみを味わってもらえるようにしている。

趣味が高じ、メダカ専門店を開いた大橋和彦さん、理恵さん夫妻

大橋さんは2015年、妻の理恵さん(66)と大阪府岸和田市からIターン。広い裏庭を中心に、金魚鉢代わりのかめ、火鉢、植木鉢、セメントをこねる樹脂製の舟などで金魚を飼っている。

岸和田時代は鉢を置くスペースの都合で、10種類ほどだったが、数を増やせる環境ができたことで、「卵を産むと別の容器に移してふ化させ」を繰り返しているうちに規模がどんどん拡大した。

月に2・5キロの餌代など、維持費用がかかることから、趣味を続ける一助にしようと、増やしたメダカの一部を販売することにした。

水槽でエアーを送るのではなく、ためた水に水草を入れる方法で飼っている。冬の寒さより夏の水温上昇が気になり、水槽に寒冷紗をかけてやる。

1日2度の餌やりに、水の交換。「妻には『そんなに増やしてどうするの。いい加減にしとかんと、体に触るよ』と心配されている。いつか自分で掛け合わせ、新しい品種をつくってみたい」とほほ笑んだ。店番を担当することが多い理恵さんは、「田舎に越して来て、まさかメダカ屋さんを始めることになろうとは」と苦笑いしていた。

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