高校生が筆耕 光秀ゆかりの国史跡「黒井城」御城印発売 「壮大な雰囲気に」

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自身が筆耕した御城印を手にする柏原高校3年の大地光君=2021年10月4日午後4時44分、兵庫県丹波市柏原町東奥で

兵庫県丹波市の丹波市観光協会は、同市の柏原高校3年生で7月まで書道部部長を務めていた大地光君の筆耕で、国指定史跡の「黒井城跡」(同市春日町黒井)の御城印を製作。16日から2000枚限定で発売している。500円。観光案内所や道の駅など市内6カ所で取り扱っている。

御城印は、城の御朱印で、登城記念として各地で人気を集めている。

黒井城跡の御城印は、はがきサイズ。黒の紙に、大地君が行書体でしたためた「丹波 黒井城跡」の金の文字が浮かぶ。城主・赤井(荻野)直正の家紋「丸に結びの雁金」も赤色で描かれている。

今年2月まで大河ドラマ「麒麟がくる」が放映された。丹波地域は主人公の明智光秀ゆかりの地であることから、同協会は、丹波市PRの好機として、2019年12月1日―今年2月末まで、黒井城跡の御城印を期間限定で販売した。東曲輪の野面積み石垣の写真をあしらった御城印は人気を呼び、用意した4100枚が完売。販売終了後も多数問い合わせがあり、再販を望む声が上がっていたという。

この状況を踏まえ、秋の行楽に合わせて新調することにし、大地君に白羽の矢を立てた。

大地君は、小学5年生から、自宅で本業の傍ら書道教室を開いている父・正康さんから指南を受け、書道に親しんできた。今年春には、「書の甲子園」と称される「国際高校生選抜書展」で入選を果たした。

「依頼を受けたときはうれしかったが、何度も書き直しているうちに、これは大きな仕事だと緊張感が出てきた」と大地君。「壮大で勢いのある雰囲気に仕上げたくて、城の最後のはねを強調した。出来栄えは95点。良い高校時代の思い出になった」と笑顔を見せた。

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