「おったおった」 腐葉土の中からカブト幼虫 高校生が来年の昆虫展準備

2021.10.27
地域

腐葉土の中からカブトムシの幼虫を掘り出す学生=2021年10月20日午前10時42分、兵庫県丹波市青垣町で

兵庫県立氷上西高校(丹波市青垣町)2年生40人が20―22日、地元の20事業所で職業体験をするインターンシップに臨んだ。青垣いきものふれあいの里(同町)では4人が、来夏展示するカブトムシの飼育準備をした。

落ち葉を集めてつくった腐葉土の養生所から、慎重に38匹の幼虫を掘り出した。黒い土の中からクリーム色の個体を見つけ、「おったおった」と歓声を上げた。

水槽に腐葉土と一緒に移し、9カ月先まで水分管理をしながら飼育する。

生徒の古田匠君は、「生き物は、種類によって食べる物や分布などが異なる。違いが面白い」と話していた。

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