林?実は1本 大カツラが黄葉 13本に分かれた幹

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見上げると林の中にいるような錯覚を覚える大カツラ=2021年11月8日午前11時47分、兵庫県丹波市氷上町三方で

カツラの林? いえ、1本の木です―。兵庫県丹波市氷上町三方(みかた)の市指定文化財「三方の大カツラ」が黄葉の時期を迎えた。幹が根元から13本に分かれた珍しい樹形をしており、見上げるとまるでカツラの林の中にいるかのようだ。

カツラは、雌雄異株の原始的な樹木の1つ。落葉した葉は甘い香りを放つことから「香出(かづ)る」がなまって「カツラ」の名が付いたともいわれ、「コウノキ(香の木)」、「ショウユノキ(醤油の木)」などの別名がある。

三方の大カツラは、樹齢約350年。全部の周りは約12メートルあり、主幹の目通り範囲は2・8メートル、高さ約26メートルという。樹幹には小道のようになった空洞があり、ここをくぐると加護があると伝えられている。

左右対称の樹形が美しい

古くから地元では「山の神さん」と崇められており、毎月、地区内の住民らが交代で周辺をきれいにしているそうだ。

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