「モフモフ」に 冬対応のスズメ、最終形態へ 12月に入って急激に

2021.12.04
地域自然

「ふっくら」どころか「モフモフ」になったスズメ。ダウンコートを着ているかのよう=2021年12月4日午前7時15分、兵庫県丹波篠山市内で

今年11月、冬支度のために膨らみ始めたスズメの姿を報じたところ、たくさんの反響があった。以来、毎週、スズメの様子を観察し続けてきたが、12月に入ってモフモフ具合が急激に進んでいる。そろそろ「最終形態」が近付いているようだ。

 

スズメは寒さから身を守るため、気温が下がると脂肪を蓄えたり、羽の中に空気の層を作ることから、見た目がふっくらする。

11月時点では「ふっくら」という印象だったものの、早朝には氷点下になることもある12月に入ると、「モフモフ」に変わった。まんまるな姿は、「ふくらスズメ」とも呼ばれ、「福良」「福来」など縁起物とされているそう。

これから気温はさらに落ち込んでいくため、モフモフはさらに進む。人も鳥も厳しい季節。暖かくして乗り切りたい。

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