もしもの時、猫の保護を! イラストレーターが緊急情報カード作成 猫カフェで無料配布中

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猫の緊急情報カードと、作成したわらびもちさん=兵庫県丹波篠山市南新町で

兵庫県丹波篠山市南新町にあり、猫と触れ合える猫カフェ「くつろぎ古民家 まめ猫」のボランティアスタッフで、イラストレーターのわらびもちさん(37)が、飼い主の緊急時に猫を保護してほしいという意思を伝える「緊急情報カード」を作成。同店の来店者に無料で配布している。飼い主が急病などになった際、自宅に残された猫の保護をスムーズにするためのもので近年、注目が集まっている。わらびもちさんは、「急病は誰にでもあり得る。『もしも』を考えて、家族や友人と話をするきっかけにもしてもらえたら」と期待している。

名刺大2つ折りのカード。中面には家にいる猫の頭数や名前、特徴、性別のほか、飼い主やかかりつけの病院、緊急連絡先を記す項目を設けている。裏面には、「私(飼い主)が急病等、緊急時には、緊急連絡先に猫の救護をご依頼ください」とのメッセージを添えた。

カードは財布などに入れて携帯。外出時などに急病になり、入院や意思の疎通ができなくなったり、他界してしまったりした際に、カードを通して自宅にいる飼い猫の保護を伝える。臓器提供のドナーカードの猫保護版のようなものという。

近年、猫の保護を目的にしたカードが話題になっていることを知ったわらびもちさん。「少しでも猫のためにできることを」と、イラストレーターの腕を生かしてカードを作成した。

自身も中学2年生から猫を飼っている。客として同店を訪れ、猫の絵を描くことを依頼されたことがきっかけで常連になった。

今では営業の手伝いもしているほか、敷地内に「猫神社」を建立したり、厄除けや金運アップの御利益があるとされる猫のひげを使ったお守りを作成したりするなど、店と猫のためになる活動を続けている。

「猫を飼っている一人暮らしのお年寄りが亡くなった後、猫の保護が遅れるというケースもある」と言い、「店でも互いに緊急連絡先を書き合っている。もしもの場合に猫たちをどうするのか考えたり、コミュニケーションの道具にしたりしてもらえたら」と話している。

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