障がい者の自立に農業 就職支援の施設開所へ もくもく農園

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農業に取り組む就労継続支援B型施設とグループホームを開設する山本さん=2021年11月19日午後4時6分、兵庫県丹波市春日町下三井庄で

働く意欲がある障がい者の自立支援事業の展開を目指す「レジリ合同会社」(兵庫県丹波市柏原町柏原、山本真義代表)が今月中にも、同市春日町下三井庄の空き家を活用した就労継続支援B型施設「もくもく農園」を開設する。農業やパソコン技術の習得などを通じ、就労や自立への意欲がある人の就職につなげる。同社は同じ建物内に男性専用のグループホーム「すてっぷホーム」も近く開設する予定で、自立を目指した共同生活を支援する。

柏原町には女性専用のグループホームを開設している。同農園の定員は20人。午前中、地域の有機農家から指導を受け、借り受けた農地で作物栽培や出荷作業などに汗を流す。午後はパソコンを使った事務や経理作業などに取り組む。

代表の山本さん(62)=大阪市=は、大阪の民間職業訓練校で職業相談を担当し、柏原町の訓練校でも5年間、責任者を務めた。障がい者の受講生はなかなか就職に結びつかず、苦労したという。就職先という受け皿をつくるため、障がい者らが農業分野で活躍を目指す農福連携事業に着目。障がい者の就労移行支援事業に携わった経験もあり、職業訓練校で培ったノウハウを生かしながら、自立に向け“働きたい気持ち”を後押しする。

2つのグループホームは、それぞれ定員4人。スタッフが常駐し、入居者の自立を支える。山本さんは「利用者の声も聞きながら、一緒に施設をつくり上げていきたい。自己肯定感を高め、トライしてもらって就職につなげたい」と話している。

同社は、春日の就労継続支援施設とグループホームのリフォームを進めており、その改修費を、インターネット経由で資金を集める「クラウドファンディング」で、協力者を募っている。詳細はサイト「READY FOR」で検索を。

就労継続支援施設、グループホーム共に利用者を募っている。

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