“NEW”な民謡で観光PR 篠山鳳鳴インターアクト部決勝へ 高校生の動画コンテスト

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「観光甲子園2021」の日本遺産部門で決勝進出を決めたインターアクト部の部員たち=2021年12月14日午前11時48分、兵庫県丹波篠山市大熊で

高校生が制作する3分間の観光PR動画の出来栄えを競うコンテスト「観光甲子園2021」の「日本遺産部門」で、篠山鳳鳴高校インターアクト部が、決勝大会へ進出した。文化庁が6年前、伝統的な民謡「デカンショ節」をテーマにした丹波篠山市の文化や伝統のストーリーを日本遺産に認定しており、同部は、生徒が作詞し、演奏するデカンショ節に乗せ、▽自然▽伝統▽食べ物▽祭り―の4つの要素から市の魅力をアピールする動画を制作した。木村友星君(1年・篠山中出身)は決勝に向け、「丹波篠山の良さを伝えられるよう、さらに部員一丸になって、準備していきたい」と意気込んでいる。決勝大会は来年2月6日にオンライン形式で行われる。

予選では応募のあった91校の中から19校が準決勝に進出。13日に決勝へ進む5校が発表された。

大手旅行会社「JTB」、観光教育に関わる大学で組織する「関西観光教育コンソーシアム」などに所属する職員、大学教授ら計17人が審査。同校の動画は、重要審査項目の一つとなる「高校生の主体的活動」というテーマに対し、郷土の誇りと呼べるデカンショ節を、生徒自ら演じた部分が高く評価された。

来年2月にオンラインで行われる決勝では3分間の動画と共に、動画の制作過程をまとめた5分間のプレゼンが審査される。決勝に向けて、プレゼン資料を作成し、発表練習に取り掛かる。

田中邑奈さん(1年)は、決勝進出の吉報に「正直、うれしさよりも、びっくりという気持ちの方が大きかった」と笑っていた。

同校の動画のテーマは「360°(度)デッカンショ?! “NEW”な民謡に乗せて歌い継ぐ『それぞれ』の思い出」。「黒豆牡丹鍋 美味いもんもてなすで たらふく食って太ってけ」「デカンショの月夜が照らす篠山 踊り微笑む人々の輪」など、生徒が作詞したオリジナルのデカンショ節4編を、部員の多くが兼務する「デカンショバンド」の演奏に乗せて、観光地や特産品を紹介するという内容に仕上げた。

予選を通過した絵コンテをもとに動画制作に着手。明智光秀ゆかりの「高城山」や日本六古窯の一つ「丹波焼」の窯元、猪肉を使った郷土料理「ぼたん鍋」の店などを訪問し、スマートフォンで撮影した。英語の字幕も付けた。

同コンテストは、2019年度に始まった。文化庁が認定した日本遺産を世界に発信する「日本遺産部門」と、国連で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の要素を取り入れた修学旅行を考える「SDGs修学旅行部門」の2部門がある。神戸市の一般社団法人「NEXT TOURISM」の主催。

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