ピアノ連弾で全国1位 小学生ペア オケと共演に向け猛練習の曲で

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「べーテン音楽コンクール」全国大会連弾Aの部で1位になった南君・万さんと、同大会で入賞した吉井陽向君、天本さん、吉井まどかさん=2022年1月10日午前10時9分、兵庫県丹波市柏原町鴨野で

ピアノ教室「ムジカラ音楽教室」(兵庫県丹波市柏原町鴨野)に通う万慧美里さん(崇広小4年)と南一真君(新井小5年)が、昨年12月27日に広島県で開かれた「べーテン音楽コンクール」(べーテン音楽協会主催)全国大会に出場し、自由曲コース連弾Aの部(小学生以下)で1位を獲得した。昨年11月28日に丹波市の丹波の森公苑で開かれたコンサート「30人の第九」(たんばDE第九実行委員会主催)でオーケストラと共演するため猛練習してきた曲。指導者の南麻紀さんは「第九の関係者や聞きに来てくれた人たちに良い報告ができてうれしい」と喜んでいる。

昨年11月に行われた「30人の第九」で、アンサンブル神戸のメンバーらと共演する万さんと南君=兵庫県丹波市柏原町柏原で(提供)

サン=サーンス作曲の「動物の謝肉祭」から「水族館」「フィナーレ」の2曲を演奏。審査員5人から、100点満点中、平均95・8点の高評価を得て、2位と20点以上の大差がついた。同部には13組が出場した。

曲は「2人に合う」と南さんが選び、昨年5月から譜読みを始めた。当初、コンクールに出る予定はなかったが、「第九演奏会に向けたステップになれば」と出場を決め、10月と11月の本選は、最優秀賞で通過。「第九」演奏会でさらに自信をつけ、全国に臨むことができたという。

2人とも、本格的に連弾に取り組んだのは初めて。呼吸を合わせるところからスタートした。夏からは週1回、連弾だけのレッスンも行い、演奏会前は毎日のように合同練習に取り組んだ。オーケストラとの共演は「夢のようで、がんばろうという気持ちが大きかった」と万さん。南君も「そうそうない機会なので、すごくうれしかった」と話す。

万さんは高音パート、南君は低音パートを担当し、「お互いにそれぞれの良さを引き出す演奏」(南さん)ができるコンビ。2人は「ソロの時とは違う心強さがあった」とほほ笑む。全国のステージで「楽しく弾けた」と、会心の演奏を披露した。「動物の謝肉祭」は、さまざまな動物が登場する14の組曲で、「いつか一緒に全曲演奏してみたい」と話している。

また、2人のほかに、同教室から同全国大会で丹波市内の3人が入賞を果たした。吉井陽向君(三輪小3年)は、ショパン作曲の「ポロネーズ第11番 ト短調」と中田喜直作曲の「風の即興曲」を演奏し、自由曲小学3・4年生の部(89人出場)でベスト20賞に入賞。妹のまどかさん(6)は、ギロック作曲の「フラメンコ」と「人魚の歌」を弾き、自由曲未就学児の部(28人出場)でベスト10賞に選ばれた。

天本詠さん(東小2年)は、中田喜直作曲の「エチュード・アレグロ」を演奏し、自由曲小学1・2年生の部(64人出場)でベスト20賞に。天本さんは今年度、3つのコンクールに挑戦し、全て入賞した。

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