住民ら米こうじ仕込む 自慢の特別栽培米使い 村の駅真南条

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一粒一粒に種が付くよう、蒸した米をしゃもじで丁寧に混ぜる住民ら=2021年12月17日午前10時5分、兵庫県丹波篠山市真南条上で

兵庫県丹波篠山市真南条地区の住民らがこのほど、地域交流拠点施設「村の駅真南条」(同市真南条上)で、農薬や化学肥料を抑えた同地区産の特別栽培米を使って米こうじを仕込んだ。同地区で10年以上続く伝統の味。城南地区を担当する地域おこし協力隊員の村上真菜美さん(34)が運営するネットショッピングサイト「One Beans」とインスタグラム(アカウント名・one_beans)から購入できる。

2018年秋に行われた皇室の祭儀「新嘗祭」に納める献穀米に選ばれたこともある上質な米を使用し、仕込んだ。種こうじを付けた米を、温度を30―40度ほどに保つ育苗機内で保湿し、菌の繁殖を促す。

作り方を熟知する元杜氏ら地元住民のほか、大阪から訪れた農村ボランティアなど約10人が参加した。一粒一粒に種が付くよう蒸した米を広げ、しゃもじで丁寧に混ぜていた。

同駅長の酒井勇さん(78)は「良い米を使ってできた、良いこうじ。黒豆みそや甘酒など、家庭でいろんなものに使ってもらえれば」と話していた。

村上さんは「以前から発酵食品に興味があった。丹波篠山へ移住する理由の一つになったのが、米こうじ作りの文化。作り方を覚え、引き継いでいきたい」と意気込んでいた。

500グラム650円、1キロ1200円で販売している。今月中旬には、農産物直売所「味土里館」(同市東吹)でも販売予定。

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