障害者事業所で勤務パン工房で利用者支援 小谷隆三さん(丹波篠山市東新町)

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声掛けでプロ意識育む

多機能型障害者事業所「ふれあいセンター」(丹波篠山市東沢田)の生活支援員。センター内にある就労部門のパン工房「ワーキングたんば」で働く利用者を支援している。生地の発酵具合や、焼き加減を確かめたり、出張販売をサポートしたりしている。「障がいがあるからといって品質を落としてはいけない。お客様の満足のために、利用者にプロ意識を持ってもらえるよう、声掛けをしていきたい」
篠山鳳鳴高校のインターアクト部でボランティア活動をしていた姉の影響で福祉に興味を持ち、日本福祉大学(愛知県知多郡)に進学。「バレーボール、ビーチバレー、友人との飲み会など遊びまくった4年間だった」。カメラも好きで、卒業後は名古屋市の写真館で2年半働いた。
再び福祉への熱が高まり、奈良県の障がい児が通う放課後等デイサービスに勤務し、障がい児に関わる基礎を学んだ。「できないことを根気強くサポートし、できたときの子どもの喜ぶ姿にやりがいを感じた」
その後、大阪府のNPO法人に転職し、重度障がい者の生活介護を担当。「経営も含め、さまざまな仕事をさせてもらった」。9年勤めたところで、実家の祖父と父が相次いで亡くなり、昨年8月、妻と子ども3人と帰郷。9月からふれあいセンターに勤務している。
Uターンして半年。「四季を感じられるし、おいしいものがたくさんあり、故郷の魅力を再認識した。寒いところ以外は」とほほ笑む。
工房のパンはセンター内の喫茶「ふわり」でも月―土曜に直売している。「あんぱんと白チョコチップメロンパンがおすすめですよ」。36歳。

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