「働く母親の助けに」 病後児保育室スタート 女性支援に取り組むNPO

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利用案内を手に、登録を呼び掛ける植野施設長(右)と、谷水理事長=2022年3月1日午前9時48分、兵庫県丹波市氷上町石生で

NPO法人Tプラスファミリーサポート(兵庫県丹波市氷上町賀茂、谷水ゆかり理事長)が1日、同市氷上町石生に病気から回復途中の子どもを保育する病後児保育室を開設した。市内初の取り組み。「働くお母さんの力になりたい」と、同法人は利用登録を呼び掛けている。

「病後児保育Tプラス」。丹波市立地方卸売市場の南側のマンションの1階に設けた。保育室と安静室などがある。平日午前9時―午後5時開設。利用料1日4000円。定員3人。看護師1人と保育士1人がつく。事前に利用者登録し、予約の上利用する。対象は、満1歳―小学校6年生。体温が37・4度以下で、せきや鼻水がひどくない、酸素飽和度が96%以上―の子を受け入れる。

 利用日の必ず前日午前中にかかりつけ医を受診し、医療機関で酸素飽和度などの欄がある「医師連絡票」を記入してもらい、持参する。同保育室で保護者と面談し、利用者登録をし、子の特性や既往歴を聞き、より良い保育、看護に役立てる。保育士9人、看護師4人が登録している。自由に遊んでもらい、1日4度検温する。昼食、水筒は持参。おもちゃや絵本、Wi-Fiを備えている。新型コロナウイルス、結膜炎、しらみの子は預かることができない。

同法人理事で、保育士資格を持つ植野さやか同保育室施設長(35)は、「子ども第一で、安心して楽しく過ごせるようにする。有給休暇がなくなった、どうしても休めない、といったときに利用してもらえれば。利用する、しないに関わらず、いざというときにあそこに預けられると、働くお母さんが安心できる、心の支えになりたい」と話している。

同法人は、2006年の設立以来、子育て支援、女性支援に取り組んでおり、これまで一時預かりを手掛けてきた。谷水理事長(58)は、「前々から要望があった。有資格者のスタッフが集まるのか心配したけれど、たくさんの方に協力してもらえた。これまでの一時預かりで、スタッフの出勤をコーディネートしてきたことが役に立った。働く女性の応援になれば」と思いを語った。

 

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