「3.11」に震度3の震源 少なくとも過去10年なく 「避難訓練した日の夕方に」

この記事は約2分で読めます。

11日午後5時59分に発生した地震の震源を示すスマホアプリの画面

兵庫県丹波市を震源地とする最大震度3の地震が11日午後5時59分に発生した。震央は、同市市島町美和地区。同日午後6時14分にも同じ場所を震央とする、余震とみられる最大震度2の地震が発生した。神戸地方気象台によると、丹波市を震源とする震度3以上の地震は、少なくとも過去10年間起こっていなかった。

気象庁によると、1度目の地震はマグニチュード4・2。深さはごく浅い。震度3を観測したのは、丹波市、丹波篠山市、三田市、朝来市、京都府福知山市。大阪市北区で震度2を観測。福井、奈良、岡山県でも震度1を観測した。

地元、三輪小学校の中澤正樹校長は「校長室にいた。下から突き上げられるような感じだった。『3.11』で全校で避難訓練をした日の夕方の出来事でびっくりした。被害がなく、ほっとした」と話す。翌日に気象庁が発表した緯度と経度から震源地を調べ、学校近くが震央だったことを知り、2度びっくりしたという。

丹波市では、昨年12月11日午後4時59分に、福知山市を震源とする震度3の地震を観測した。神戸海洋気象台は、「半径2、3キロくらいの小さな震源域をそれぞれ形成していて、震源域はつながっていない」と、2つの地震に密接な関連はないとの見方を示す。また、断層との関係もうかがえないとし、「日本全国で、日常的に発生している地震の一つだろう」と話している。

丹波市で昨年12月11日以前に、震度3を観測した地震は、2018年6月18日の大阪府北部地震。その前が、2016年10月21日の鳥取県中部地震。有感地震が少ない丹波市で震度3は、2、3年に1度の強い揺れだ。

タイトルとURLをコピーしました