ウクライナの子へ支援を Tシャツと絵馬を販売 収益の一部をユニセフへ

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ウクライナ支援にセット販売するTシャツと絵馬を手にする近兼さん=2022年3月15日午後4時50分、兵庫県丹波市氷上町成松で

ロシアの軍事侵攻が続くウクライナの人たちへ支援の気持ちを届けたいと、兵庫県丹波市氷上町成松の映画館「ヱビスシネマ。」が、Tシャツと絵馬のセット販売を始めた。税込み3500円で、うち1000円をウクライナの子どもを支援するユニセフの活動に寄付する。

同館支配人で映画監督の近兼拓史さん(60)は、原発事故が起きたウクライナのチェルノブイリ付近を2012年に取材で訪れた。東日本大震災の原発事故で希望を無くしている福島の人たちのために、生活再建の知恵を聞きたいとの思いからだったが、目にしたのは、原発事故から26年がたっても放射線量が高いままという厳しい現状だった。しかし、ウクライナの人たちは、生活は貧しくてもとても親切で、畑が汚染されて作れなくなった小麦の代わりに育てていた、車のエンジン油用のヒマワリの種を、「ぜひ福島の人たちに」と、たくさん無償で分けてくれたという。

今回のウクライナ侵攻について「怒りより落胆。とにかく争いをやめてほしい」と近兼さん。「ただ、世界の市民が力を合わせ、ロシアに対峙しようとしており、武器を持たない市民の声が、権力者に勝つことができたらいいのになという思いはある」と話す。

Tシャツは同館オリジナルのもので、ウクライナ国旗の色に合わせ、黄色地に青色の文字バージョンを作った。サイズはS、M、L、XL。絵馬は同館に飾るほか、近兼さんは「メッセージを書いてSNSで広めてもらえれば」と話している。

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