見ごろを迎えつつあるウメ。思わず顔もほころぶ春の色だ＝2022年3月15日午後5時15分、兵庫県丹波篠山市内で

春めいた陽気が続く中、兵庫県丹波篠山市内でもウメが見ごろを迎えつつある。例年よりも1、2週間遅く、ようやく開いた花からは春の香りが漂い始めている。

市内では「名所」はないものの、民家の軒先や公園、川沿いの道など、さまざまな場所にウメが植えられており、毎年、白やピンクの花が春の到来を告げてくれる。

6歳の男の子は、「サクラかと思ったらウメやった。似てへん？」と笑い、花に顔を近づけては、「ちょっといいにおいがする。ポップコーンみたいや」とはしゃいでいた。