春色の帯 野辺に「ホトケノザ」開花 花言葉は「調和」

2022.03.14
地域自然

かれんな紫色の花を咲かせる「ホトケノザ」。まるで春色の帯=2022年3月14日午前7時4分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内の野辺でシソ科の「ホトケノザ」が、小さく可憐な紫色の花を咲かせている。

葉の形が仏の蓮座に見えることが名の由来で、2センチほどの唇のような形をした花をつける。花期は3月から6月にかけてで春の花として知られる。春の七草のひとつに数えられるホトケノザは、「コオニタビラコ」で別物。

ホトケノザ

密集して咲く場所は、まるで道を縁取る春色の帯のよう。近くの住民は、「冬は何もかも枯れてたけど、やっぱり春は色が増えてくるなぁ」とほほ笑んでいた。

花言葉は「調和」「輝く心」。

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