旧保育園横にレンゲ畑 景観維持と緑肥で2度おいしい 26日から「れんげまつり」

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若い世代が中心になり、園庭横につくったレンゲ畑=兵庫県丹波篠山市小枕で

兵庫県丹波篠山市小枕にある旧城南保育園舎を活用した地域交流拠点施設「アグリステーション丹波ささやま」の園庭横に、レンゲ畑がつくられた。子どもたちが自然に親しめて、景観維持にもつながる場をつくろうと、同施設の運営に関わる地元の20―30代の若い世代が中心になり、整備してきた。26日―5月1日まで、「れんげまつり」と銘打ち、畑を開放する。施設を運営する一般社団法人「アグリステーション丹波ささやま」代表理事の西尾雅子さん(33)=宇土=は「花冠を作ったり、写真を撮り合ったりして楽しんでほしい。城南地区の新しい名所になれば」と期待している。

約700平方メートル一面にレンゲが咲き誇る。

地区内で暮らす20代女性の1人が、「手間がかからず、景観維持になる。緑肥としても活用できる」と提案。地元住民から3年ほど前から借りている畑を活用し、西尾さんや20代の地元男性、同法人理事の小林泰雄さん(79)が中心となって整備を進めた。

昨年10月、2キロの種をまいた。水やり以外は特に変わった世話をする必要はなかったという。春を迎えてからぽつぽつと咲き始め、現在、見頃を迎えている。

れんげまつりが終わった後は、畑にすき込んで緑肥にし、夏はヒマワリ畑にする。西尾さんは「世話は少ないのに、緑肥にもなって、2度おいしい。来年以降も続けていきたい」と話す。

同施設には昨年1月、ロープウェイやブランコなどの遊具が設置された。施設内では駄菓子も販売しており、多くの子どもが足を運ぶ。

小林さんは「子どもたちの声が聞こえてこないと、地域は元気にならないし、人口も増えないと思う。家でも、学校でもないところでほっこりできる『サードプレイス』として、さらに浸透していけば」と語り、奮闘する若い世代の姿に「若い人でないと出てこない発想もある。見ていて頼もしい。スタッフとして協力していきたい」と話していた。

「れんげまつり」期間中の畑の開放時間は午前11時―午後4時(5月1日のみ午前10時―午後3時)。

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