丹波篠山市東雲・後川診療所所長 松村浩司さん(宝塚市)

この記事は約2分で読めます。

身近な医療支え続け

20年にわたって丹波篠山市の2診療所に勤務。最も身近な地域の医療を支え続け、「患者さんからいろんなことで『ありがとう』と言ってもらったり、ご家族からお礼の言葉を頂けたりすることがやりがい。それが明日への原動力になっています」とほほ笑む。
大阪府和泉市出身。祖母から「医師になって」と言われて育ち、兵庫医科大学に進学した。
卒業後は外科医として医療の道を歩み、同大学病院のほか、大阪第二警察病院などでも勤務した。
2001年、兵庫医大ささやま医療センターに赴任すると同時に前任者の後を継ぐ形で今田診療所をセンターと兼務。12年からは東雲・後川診療所に常勤勤務となった。
高齢の患者が多く、言葉が聞き取りにくいなど、コミュニケーションが難しい場面もあるが、時間がかかっても納得してもらえるように話すことを心掛けている。
病院時代と違い、命の瀬戸際に対応する機会はほとんどない。それでも、「病気や治療の話が多い病院時代と比べると、患者さんの今までの人生を聞かせてもらうことが多い。それもいいなあと思います」。
長年にわたる診療所勤務が評価され、このほど、県功労者表彰(健康功労)を受賞した。「あっという間の20年。特別な力を持っていない私が賞をもらえてうれしいけれど、日々一緒に働いている看護師や事務職員、市の職員の代理として頂いたものです」と語る。
今後については、「受賞を機に気持ちを引き締め、これからも変わらずに患者さんと接していきたい」と誓った。63歳。

タイトルとURLをコピーしました