「靴は脱がない」 着衣水泳のポイント学ぶ ペットボトルは浮き輪に

2022.05.16
地域

 

服を着たままプールで浮かぶ練習をする参加者=兵庫県丹波市柏原町大新屋で

気温が上がり、水辺に行く機会が増える前にと、兵庫県丹波市の「ピュアスポーツ柏原」が、同施設のプールで会員とその家族を対象に、着衣水泳の講習を行った。3歳―70歳代の9人が参加。水着の上に服を着てプールに入り、水面に浮かぶこつや、おぼれている人を見つけた際の対応などを学んだ。

同施設の水泳指導員・遠藤まさとさん(36)ら3人が講師を務めた。遠藤さんは、おぼれている人を見つけた場合、「おぼれないように必死になっている。助けに行くと必ずしがみつかれるので、1人では行かない」と注意を促し、まずは周囲に大声で助けを呼ぶことが大切とした。

誰も助けに来ない場合は、おぼれている人の近くにペットボトルを投げ入れると、浮き輪代わりになるとアドバイスし、「少し水を入れると遠くまで投げられる」と付け加えた。

自身がおぼれてしまったケースを体験するため、参加者は着衣のままプールに入った。服が張り付き、重くなった体に驚きながら、水面に浮く練習をした。体の力を抜いて上を向く「背浮き」に挑戦し、遠藤さんは「靴はソール部分が浮く素材なので脱がない。ペットボトルは両手で抱え、あごでロックするように持つ」と助言した。

参加した男子児童(小5)は、「川で遊ぶこともあるので、気をつけたい」と言い、70歳代の女性は「服がまとわりついて、いつもとは勝手が違う。まずは浮くことを考えたい」と話していた。

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