サイクリスト目線で 初心者向けルート追加 サイクリングマップ作成

2022.05.13
地域

 

サイクリングマップ「兵庫丹波チャレンジ200&10ルート」

兵庫県丹波土木事務所は、昨年3月に発行したサイクリングマップ「兵庫丹波チャレンジ200」が好評だったため、さらに初心者でも楽しめるルートを10ルート追加した「兵庫丹波チャレンジ200&10ルート」を発行した。

丹波サイクリング協会の監修により、サイクリスト目線で作成したという。表面には、ルート上の観光施設や地域の魅力を掲載。裏面は地図面で、これまでの200キロコースのほか、初心者から楽しめる10ルート(丹波篠山市8ルート、丹波市2ルート)を紹介。各ルートの見どころや「連続下り坂」「見通し悪い」「交通量多い」といった走行注意情報、食事やトイレの場所などを記載している。ルートの詳細がスマートフォンに表示されるQRコードも掲載している。

丹波地域は、阪神間からのアクセスに優れ、平坦な田園地帯から高低差のある峠など地形や景観が変化に富み、多様なサイクルコースが設定できるため、サイクリングを楽しむエリアとして高いポテンシャルを有しているという。県では、関係機関と共に2019年に設定した「―チャレンジ200」をもとに、ルートの案内看板の設置や、丹波並木道中央公園(丹波篠山市西古佐)内にサイクルステーションを整備するなど、サイクリングコースの充実を図っている。

2000部作成。A1サイズと大きいが、折り畳むと縦21センチ、横10センチとコンパクトになる。

丹波県民局(丹波市柏原町柏原)、同サイクルステーション、丹波地域と近隣の道の駅などで入手できる。

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