汚れをゴシゴシ 3年ぶりにプール掃除 茶色い床を真っ青に

2022.05.18
地域

泥だらけになった床をデッキブラシで磨く児童たち=2022年5月18日午前11時3分、兵庫県丹波篠山市草ノ上で

来月のプール開きに向け、兵庫県丹波篠山市立多紀小学校で18日、プール掃除が行われた。全校児童133人のほか、約15人の保護者たちも参加。学年ごとに清掃場所を分担し、新型コロナウイルスの影響で3年間使っておらず、床一面が茶色くなっていたプールを磨き上げ、真っ青な状態に戻した。

掃除前のプール。3年分の汚れが溜まり、床一面が茶色になっていた

5、6年生は25メートルプールを担当。「ゴシゴシ洗うぞ」と勢い良くプールに入った。3年間で溜まった泥水や落ち葉などを、スコップなどでかき出し、ブラシで磨いていった。泥水の中に住みつくカエルを発見し、悲鳴が上がる場面もあった。初夏の暑さの中、プール授業に心躍らせながら、掃除に汗を流していた。

掃除後のプール。真っ青な姿を取り戻した

6年生の男子児童は「思ったよりも汚くて、掃除のしがいがあった。泥がとろとろしていて、意外と気持ち良かった。泳げるのが楽しみ」と笑顔だった。

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