ふんわり 小さな野鳥「エナガ」 まるでぬいぐるみ?

2022.06.03
自然

綿を丸めたような体が愛らしい「エナガ」。目元はきりっと=2022年6月3日午後4時29分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内の林を小さな野鳥がせわしなく飛び回る。綿を丸めたようなふんわりとした体に長い尾羽。「エナガ」だ。

全長約13センチ。体重は8グラムほどで、日本にいる鳥の中ではキクイタダキに次いで軽い。尾羽を除くとスズメよりも小さい。名前の由来は柄杓(ひしゃく)で、「柄(え)が長い」という意味。

つぶらな瞳と黄色いまぶた。太くて黒い眉班がかわいら

かわいいらしい見た目のエナガ。横から見ると尾羽の長さがわかる

しくも、きりっとした印象を与える。北海道に生息する亜種「シマエナガ」は頭部全体が白い。

とにかく小さく、よく動くため、姿を確認してレンズを向けるともう別の場所。ようやく撮影できた画像を確認すると、まるでぬいぐるみだ。若者なら「きゅんです」と言うところでしょうか?

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

 

小首をかしげたかのようなポーズ

関連記事