旬問わず特産堪能 山の芋と黒豆使用の2商品 老舗卸売店「小田垣商店」

2022.06.22
地域

小田垣商店が発売した「丹波産山の芋とろろ褒味」と「黒豆茶ゼリー」を手にする店員=2022年6月7日午前10時7分、兵庫県丹波篠山市立町で

兵庫県丹波篠山市立町の黒豆卸売店「小田垣商店」が、丹波地域特産の山の芋と黒豆を使った新商品2品の販売を始めた。山の芋のとろろを冷凍した「丹波産山の芋とろろ褒味(ホウミ)」と、黒豆茶と黒豆の煮豆を使用した「黒豆茶ゼリー」。山の芋は秋から春、黒豆の煮豆は正月に食べられることが多いが、旬の時期を問わず、特産食材が味わえる。

冷凍とろろは、山の芋を手軽に1年中楽しんでほしいと開発した。8袋(1袋80㌘入り)がセットで、3456円(税込み)。流水で解凍するだけで本格的なとろろが味わえる。しょうゆ味が付いている。

黒豆茶ゼリーは、黒豆の煮豆を、夏でもおいしく食べてほしいと開発した夏季限定の商品で、1個396円(税込み)。黒豆茶を使った風味豊かなゼリーの中に、大粒の煮豆が6個入っており、わらびもちのような食感であっさりと食べられる。

同店は、「冷凍とろろは、ご飯はもちろん、そばやうどんにかけるのもお勧め。共働きなどで料理に時間がかけられない人にも喜んでもらえるのでは。黒豆茶ゼリーは高齢の方でもつるっと食べられる。お中元にもどうぞ」とPRしている。

関連記事