「荘厳」に 斜面で群生「オニユリ」見頃 都市住民が保護「地域の名物に」

2022.07.22
ニュース

道路と田んぼの間の斜面で群生しているオニユリ。花は鮮やかなオレンジ色で、まばゆい=2022年7月22日午前9時19分、兵庫県丹波篠山市西本荘で

兵庫県丹波篠山市西本荘の県道沿いの斜面で群生する約300本の「オニユリ」が見頃を迎えている。週1回の頻度で集落を訪れている都市住民が「地域の名物に」と群生地を保護しており、年々生息域が広がっている。

草丈は1―2メートルで、直径10センチほどのオレンジ色の花を下向きに咲かせる。花びらには黒い斑点がある。花言葉は「愉快」「華麗」「荘厳」など。

保護しているのは、約20年前から農業体験で同集落を訪れている山本甫さん(75)=同県宝塚市=。5年ほど前に群生地に気付き、「珍しい。皆さんに見てもらいたい」と保護してきた。

「ユリ育苗中」と書いた小さな”看板”を立て、自生地を保護している

草刈りの際に刈ってしまわないよう、ロープを張ったり、「ユリ育苗中」と書いた小さな看板を立てたりして守っている。

山本さんは「花の形も美しい。もっと認知してもらえれば」と話す。近くの畑を所有する山田勝さん(79)は「昔は気にせず刈ってしまっていたが、こんなに咲くとは思わなかった。きれい」と目を細めた。

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