修業中? 片足立ちの野鳥「キセキレイ」 効率的に体休める

2022.07.25
自然

渓流沿いの木の上で、片足立ちでたたずむ野鳥の「キセキレイ」。なんだかかっこいい=2022年7月25日午前11時3分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内の渓流沿いで出会ったのは野鳥の「キセキレイ」。「ピピッ」という甲高い声を上げながら、目にもとまらぬスピードで水面の上を滑るように飛ぶ。

全長20センチほどで、腹部の黄色が特徴。せわしなく飛び回っていたかと思うと、枯れた木の上に軽やかに着地した。

レンズを向けてみてみると、なんと片足立ち。深山幽谷とまではいかないものの、山中の木の上に片足一本ですっくと立つ姿は、「修業中ですか?」と声をかけたくなる。

鳥の片足立ちの理由は、効率的に一方の足を休めるためがほとんど。もしくは片足に異常が起きているかだが、2分ほどたつと、両足で立ったため、胸をなでおろした。

 

しばらくすると両足に

レンズに気づいたのか、こちらに一瞥くれると音もなく飛び去る。記者もまねて片足立ちをしてみたが、すぐによろけてしまった。

【丹波新聞鳥部season2】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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